同人誌に対して「この程度の冊子が1000円」小学館編集者炎上

小学館の編集者・水野隆氏のTwitterが炎上。その発言内容とは?個人的に思ったことや、真意について勝手な解説。

同人誌関係で炎上していて、個人的に気になったので、勝手な解釈・考察を記事にします。

小学館の編集者 水野隆氏のネットでの発言が大炎上して、5chなどにも飛び火して結構話題になっています。

水野隆氏のプロフィール・経歴について

  • 出身大学:京都大学 文学部 社会学科(※Facebookより)
  • 勤務先:小学館(デジタル事業局)
  • 年齢:非公表(※2000年11月から「西原理恵子の人生一年生」の編集に携わっているので、最低でも18年以上のキャリア)

水野隆氏という方は、ブログの本人が書いた情報によると、出版社(ずっと小学館?)に属しながら、一年間のサバ休(サバティカル休暇※)を取得して、世界あちこちで過ごしてきた編集者と、ご自分で仰っています。

(※サバティカル休暇とは?→長期間勤務者に与えられる長期休暇のこと。通常の有給休暇や年次休暇とは異なり、使途に制限がなく、期間は少なくとも1ヵ月以上、長い場合は1年間の休暇となる場合もあります。)

これまで「西原理恵子の人生一年生」、「12歳の文学賞」、『小学一年生』などの編集に関わっていたようです。

水野隆氏のTwitterのプロフィールを見ると、編集者の枠を拡張するような動き「ウェブ×紙メディア」「コンテンツ作り×ビジネス構築」といった活動を行っているようです。

水野隆氏が炎上したきっかけ

そんな水野隆氏が、4月13日にテック系・同人誌即売会「技術書典」に行って、そこで衝撃を受けたとツイートしています。

「紙の本が売れないとか、書店を守らないと、とか寝言を言ってる場合じゃない。」と、かなりの驚きを表現しています。

問題発言について

その水野隆氏が驚いた内容とは、同人誌が1000円で売られていたことだった?

テック系・同人誌即売会「技術書典」を見ての問題発言は以下のツイート。

>個人経営の書店さんは、同人誌即売会に行ってみるべきです。

>「この程度の冊子が、1000円で売れるのか」とカルチャーショックを受けられます。

と、個人経営の書店に対して、同人誌即売会の驚きについて、割とストレートな表現で発言しています。

「この程度の冊子」とは、画像を見れば一目瞭然ですが、同人誌のことです。

「この程度の冊子(同人誌)」が「1000円もする」のに「売れている」のが「衝撃」という意味で、私は「一瞬」理解したのですが、よく読み進めてみると、

水野隆氏としては、おそらくは、その後の文章のほうが大事で、

「取次から配本される本だけ売ってたら、もったいなくない?
売り場持ってるんだから、うちでも薄い本を作って売ろうかな」

と、この部分を個人経営の書店さんの方へ伝えるために、こんな風な同人誌のビジネス展開もあるよ?可能性があるよ?という方向性の話をしたかったように、私は感じました。

その表現方法・説明の仕方が、ちょっと不適切だったのかな、と。

ネットの反応

しかし、なんにせよ、この発言はTwitterで反響がとてもあり、割と批判の声が多めで炎上しています。

そんな中、この方のリプはとても素晴らしいツイートだと思いました。

本来、水野隆氏が言いたかったことは、こういうことなのではないでしょうか。

個人経営の書店の方は、ただ、取次から配本される本だけ売るのではなく、コアなジャンルの同人誌にも高い需要と価値はありますよ、と。

水野隆氏の炎上発言について勝手に思うこと

私自身、知り合いに2人ほど、同人活動をしている人がいて、その大変さや、小規模だとほぼほぼ赤字だということなど、割と闇だな・・と思うことも多いので、

今回の「この程度の冊子が1000円」と言われると、カチンとくる部分もすごく分かります。

しかし、水野隆氏も紙の本や、本屋の活路について、積極的に発信している方で、本に対する基本姿勢はすごく真面目な方なんだろうな、と、(勝手に想像して)思います。

個人経営の書店の方へ、こんな風なニッチな売り方だってあるんですよ?と、言う意味が本来の主題であって、「同人誌」を下げたい意図があったとは思えません。

つまり今回の問題は、出版社側の人間が、「商業誌」との比較という意味で「同人誌」について軽く扱った表現が、上から目線のように見える、誤解を招いてしまったのかなあ・・と。

そんなふうに私は思いました。

個人的には出版社・商業誌や、同人誌業界ももっと盛り上がって欲しいと思います。(我ながら文章力・表現力ゼロ;)

それでは!